色々な立場や考えを持つ人々が集まる話し合いの場では、情報がどこかに偏っていたり、テーマが漠然としすぎていたりなどの理由から、議論が建設的に進まないことがしばしばあります。
そんなとき、情報や議論の交通整理をしながら、参加者と共に見えにくい問題点を浮き彫りにしたり、解決の方法を見つけたりする役割を果たすのが、ファシリテーターと呼ばれる存在です。「協働コーディネーター」と呼ぶ人もいます。
地方議員は、まず地域の人々に「いまこれが課題になっています」と争点を明らかにし、「議論するためにこういう情報があります」と情報を用意し、民主的な議論ができるように環境を整えて議論の過程を見守り、「行政と議会と市民の間で総意をどう紡ぐのか」というプロセスのデザインができなければなりません。これができるのは、行政・議会・市民という地方民主主義を構成する3つのセクターの中間に位置する議員だけだからです。
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