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浦安コペルニクス総研・ブログ版

普通の人々が、日常の生活と浦安市の市政の関係を考えていく仕組みをつくりたい。 行政主導の市政から、市民主体へ、 コペルニクス的転換を試みる「行動する」研究体です。

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No.004 給食費滞納の問題

新浦安ナビなど地域系掲示板でも、話題になっていますね。
「払わない家庭の子供には給食を出すべきではない」という意見もよく耳にします。また、市に抗議し、行動を起こさせるための運動として「住民税を払わない」という選択肢をされる方もおられるようです。

しかし、一気に結論に到る前にまず議論を整理しないと、「払わないとは何ごとか」という感情に基づく怒りや、「どうすれば払ってもらうことができるのか」という仕組みの問題や、「払いたくなければ給食を拒否してお弁当にしたら?」という代替案などが意見交換の渦の中で単にかき回されるだけなのでは、と思います。

少なくとも、まず「払えない」場合と「払わない」場合に分ける必要があると思います。
経済的な事情で「払えない」場合は、とりあえず給食費補助を行い、払える状態にします。同時に、補助がなくても払える状態がキープできるよう、就労支援など家計を成立させる施策を行うべきです。
もちろん支払能力があるかどうかの判定基準を明確にして、本当に必要な家庭が支援されるようにしなくてはなりません。

「払わない」場合も、単に面倒で怠っている場合と、「支払い自体が不必要」と考えている場合の2つがあります。前者に対しては、徴集システムの改善が有効です。選択可能な代替案(銀行振込、郵便局、学校直納、
コンビニ振込など)の提示とその公知ですね。

後者に対しては、学校給食の理念から理解していただくしかないでしょう。学校給食は単に食事の補給だけでなく、集団で同時に同じモノを食べる体験や給仕の体験、栄養の仕組み、食物の由来学習、などイロイロ学ぶ学習の一環です。
そこに意味があることを、例えばその家の児童も同席させて親と話してみる。あるいは、授業で取り上げて、その様子を当該家庭の保護者に見てもらう。
「義務教育だからタダが当たり前」と考える親を非難するより、その誤解を解く。そうしないと、そういう親や市民はいつまでも成長しません。「あ、そうだったんだ」と理解できれば、案外素直に支払っていただけるかもしれません。

また、「税金のムダ使いが多いんだから、そっちを切り詰めれば給食費ぐらい出るだろう」という理論武装(?)の方もいるようで、そんな「払わない理由」をひとつひとつ収集してみたらどうですかね。そしてすべてに対しちゃんとお答えしていく。

租税と同じで、公的システムのために支払うべき義務を果たしていない、と解釈すれば、差し押さえのような強制執行もあり得ます。
あるいは、どうしても給食のシステムに納得いかないのであれば、給食のない私立校に転校していただくのも一案です。
未納家庭の子供自身の気持ちを置き去りにして対策を話し合うことは問題が残ります。滞納者氏名の公表はその点からも慎重にすべきです。

そうした策を講じた上で、給食停止は最終手段です。一部の児童だけがお弁当を食べる状況というのは、やはり給食の理念から言ってもイレギュラーですから、一時的にはやむを得なくとも、できれば望ましくないと私は思います。
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