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浦安コペルニクス総研・ブログ版

普通の人々が、日常の生活と浦安市の市政の関係を考えていく仕組みをつくりたい。 行政主導の市政から、市民主体へ、 コペルニクス的転換を試みる「行動する」研究体です。

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No.015. 街の「財政」を正しく設計するには

街には課題がたくさんあります。課題を解決するにはお金が必要ですが、すべての課題に際限なくお金を費やしていくことは不可能です。
ではどうすればよいのか。
まず必要なのは、使えるお金=(市が持っているお金+市に入ってくる収入)がどのくらいあるのか、を知ることです。家計で言えば、預金残高と、今年稼ぐであろう予定収入を足して、資金を見積もるようなものです。
これを、「入りを量る」と言います。

次にやるべきことは、市としてどんな課題があるのかを把握することです。医療、福祉、防災、防犯、教育、衛生、産業、観光、都市計画など、課題のカテゴリーは数多くありますが、それぞれの中で、あるいは複数のカテゴリーをまたいで設定される具体的な課題を、ひとつづつ列挙する必要があります。
課題を明らかにしたら、次は解決策の選択です。例えば、京葉線か東西線がストップした際に備えて、浦安駅と舞浜駅・新浦安駅を結ぶ交通網を整備すべきだ、という課題があるとします。これに対する解決策は、
・現在のバス網を拡大充実させる
・おさんぽバスを拡大充実させる
・新交通システムとしてLRT(路面電車)を導入する
・LRT以外のシステム(モノレール、地下鉄など)を導入する
・マイカーの混雑を解消する策を講じる
・河川を利用した水上交通網を充実させる
・馬車や、葛西臨海公園で走っている機関車風の、普段は観光にも使える乗り物を導入する
・それ以外
等など、たくさん考えられます。できるだけたくさんの選択肢を探し、それらをよく検討して、どれを選ぶのか、あるいは選ぶための調査研究がどのくらい必要か、を決定します。
これを、「出ずるを制す」と言います。制す、とは「抑制する」という意味ではなく、「制御する」ということ。家計で言えば、家族が暮らす分の食費や光熱費、住居費、交通費、その他を計算した上で、子供が行く学校をどこにするのか、旅行はどうしようか、家のリフォームは、などの課題とその具体的な中身を検討するのに似ています。
そう考えると、お金の使い道、すなわち課題を解決するやり方には、2つの種類があることが分かります。
そう、その時支出すればとりあえず済む「単年度」のものと、何年かに分けて計画を立てて支出しなければならない「中・長期的」なものです。
そこまで分かったうえで、ではどんな解決策を選択・設定するのか。そのためにいくらのお金を、いつ使うのか。
どうすればベストなバランスで配分できるのか。そしてお金が足りない場合、どこから調達するのか。
これを設計するのが、「財政」なのです。(次項に続きます)
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テーマ:政治・地方自治・選挙 - ジャンル:政治・経済

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